スピーチ(少し改訂)
◯◯さん、△△さん、ご結婚おめでとう!
このようなおめでたい席で一緒にお祝いできること、心から嬉しく思います。
私は、新婦の大学時代からの友人で、◇◇と申します。
ご指名により、誠に僭越ではございますが、友人代表としてお祝いの言葉を述べさせていただきます。また、新婦のことは普段、△△、と呼んでいるので、本日も親しみを込めてそう呼ばせていただくことをお許しください。
△△と私は、大学時代の4年間を一緒に過ごしました。
学校ではもちろん、放課後も休日も、寝るとき以外は時に寝る時も一緒に過ごしました。△△はアイスばかり食べる私の体を親以上に気にかけ美味しい料理を作ってくれました。また私の長い髪の毛をとかし美容師顔負けの腕前でヘアアレンジをしてくれました。4年間の2人の思い出を話せばきりがないほどで△△の事をだれよりも知っているのは私だと自負しております。
結婚式という場は、新婦を誉め上げるものだと聞いておりますので、私も慣例に従い、私から見た△△の素晴らしい点をお伝えしたいと思います。
ウエディングドレスよりも白く美しい△△の外見的な美しさや全国大会にも出場した△△の柔道の腕前は見てお分りだと思いますので割愛いたします。
△△の良いところの一つ目は「努力家」ということです。
△△は本当に文武両道の人間で、勉強を疎かにすることなく遊びもアルバイトもそつなくこなしていました。
私は1番近くでその姿を見ていましたが疲れているという印象がまったくなくいつも楽しんで努力していました。
結果として実習も国試もなんなく合格していましたし、アルバイトでも正社員がおこなうような重要な仕事を任されていて驚きました。
△△の何事にも真摯に向き合う姿勢と努力の賜物だと思います。
二つ目は「不屈の前向きさ」です。
私は落ち込んだ時にはよく学校の食堂で机に突っ伏していました。そんな時△△はいつも笑顔で私の側にやってきては冗談をいって笑わせてくれました。極端なもので△△の冗談を聞けば私は一瞬で元気になったものです。
今思えば、私はいつも△△が元気づけに来てくれるのを待っていた気がします。
△△は暗い部分よりも明るい部分に目を向けることが自然にできてしまいます。そしてチャンスがくれば全力でそれに取り組みチャンスを自分のものにしていました。△△の不幸に屈さず、自分で未来を作っていく強い力、強い行動力は本当に今でも尊敬しています。私は△△にものの見方しだいで幸せになれること、前向きに生きることの大切さを教えてもらいました。
三つ目は「思いやりの心」です。
ここのいる皆さんならお分かりだとは思いますが、△△は並外れて思いやりに溢れた心の優しい人間です。例えるなら聖母とでも申しましょうか。人を疑ったり利用したりすることは決してなく、人徳を極めた聡明な女性です。身近な人を大切にするというのはそう不思議ではないかもしれませんが、△△は赤の他人にでも平等に親切に接します。その親切が自分に不利益を被るとしてもです。人の幸せを本気で願える人間です。そして△△はよく気が回ります。人の心に敏感すぎるがゆえに困っている人をほっておけないのでしょう。
そこが私が△△を尊敬してやまない所であり、心配な所でもありました。
そんな△△が〇〇さんを紹介してくれた日の事を昨日のことのように覚えています。その日は朝からソワソワして落ち着かず、△△の父親にでもなったような気持ちでした。初めて〇〇さんを見たとき、穏やかでとても誠実な印象を受けました。△△が私に話してくれていた通りの人で安心したのを覚えています。
私と△△が話しているとき、△△に穏やかな愛情深い笑顔を向ける〇〇さんを見て、ああ素敵な人と縁があったんだな。
引きよせの法則で素敵な人同士が結ばれたなと温かい気持ちになりました。
結婚生活は楽しいことばかりではないと思います。違った人間同士が共に生活をするのですから当然でしょう。相手の気持ちが分からなくなる時もあると思いますし、時には嫌いになることもあるでしょう。
私と彼女の付き合いはもう10年を超しました。けれど、未だに新しい発見がありますし、私は出会った頃より彼女がずっとずっと好きです。
お互いを研究しあい、正しく愛し合うためには一生をかけても時間がたりないくらいでしょう。
老夫婦の寄り添う姿というものは本当に本当に美しいものです。
最後に私の好きなロミュビルスの名言を紹介させてください。
‘男と女が結婚したときには、彼らの小説は終わりを告げ、彼らの歴史が始まる。’
〇〇さん、△△ちゃんの未来が素晴らしいものであることをお祈りいたします。
本日は本当におめでとうございます。
みなさまご静聴ありがとうございました。
人生の晴れ舞台で私にスピーチをさせてくれてありがとう。
昔、夜の海の堤防に腰掛けて明け方まで話をしたことがあったよね。
サンダルを半分脱いで足をブラブラさせてたら右足のサンダルが夜の海に消えていったね。
100均で買ったピンクの便所サンダルでさ。
私が夜間徘徊するときのトレードマークだった。
私「どうやったら、あなた様のように人を上手に愛せますかね」
△「なんでなんだろね??愛人顔だから無理くさい?」
私 「意味不明」
△「不幸が幸せ的な」
私「意味不明」
△「幸せが不幸的な」
私「意味不明。もう適当だろ」
△「どうでもよくなってきた」
私「どうでもよくなってきた」
△「スタBBAする?」
私「まだ始発でてない」
△「始発まで歩く?」
私「サンダル片方ない」
△「裸足で歩けば?」
私「あ、なんか裸足気持ちいい。裸足のゲン。」
△「ババアになっても一緒にスタバ行こうねゲン」
私「りょ」