思想と行為が弾劾し合い心が宙に彷徨ったブログ

私の生きた軌跡をここへ残しておきます

夏の罪

 

 

 

夜が明けて 蝉が泣いている

 

 

 

それから あれは どうなっただろうか

 

 

 

美しく哀しい心の夜は明けただろうか

 

 

 

 

シャボン玉のような空想を 頭の中で描いてみるが

 

 

 

浮かんでは宙に舞い パチンと弾けてしまう

 

 

 

 

私には 人の心が 皆目見当もつかないのだ

 

 

 

 

私という人間は 人が好きで 人とわかり合いたいと 愛し合いたいと 

 

 

 

人を真似てはみるのだが 

 

 

 

人に哀しい思いをさせるだけで 

 

 

 

上手く 真似れた 試しがないのだ

 

 

 

 

そんなことを考えながら アスファルトの上を歩いている

 

 

 

 

日差しが 暑くて 身悶えするが

 

 

 

太陽に怒っても 仕方がないので私は日傘をさしている 

 

 

 

太陽は眩しく偉大で皆を照らしている 

 

 

 

それにヤキモチを焼いても仕方がないし 太陽は全人類にとって偉大なものだ

 

 

 

 

 

 

 

もし 私がその太陽を見るのなら 失明する覚悟がいるし

 

触るとしたら焼け死ぬ覚悟で触るべきであろう